【競技かるた部 NEWS】第25回中国地区高等学校小倉百人一首かるた大会について(報告)

 第25回中国地区高等学校小倉百人一首かるた大会が、11月12日(土)と13日(日)の両日にわたり、山口県山陽小野田市の山口県立小野田高等学校で行われました.
 今年の中国地区大会は、中国5県の代表8チーム(広島県・島根県・岡山県は各2チーム、鳥取県・山口県は各1チームの出場)によって行われました。まず、8チームを2つのブロックに分けて予選リーグを行い、各ブロック上位2チームが準決勝戦、決勝戦に進み、そして、最終順位が決まります。
 昨年は、開催時期が新型コロナウイルス感染症拡大時と重なり、変則的に完全トーナメント戦で行われました。基町高校は1回戦で敗退しました。それだけに、今年は期する思いをもって大会に臨みました。
 さて、抽選の結果、予選リーグは、島根県A、岡山県B、山口県の各チームと同じブロックに入ることが決まり、1日目の12日(土)は、予選リーグ1回戦・2回戦の2試合に臨みました。
 予選リーグ1回戦は、山口県チームとの試合でした。山口県チームとはこれまで何度も対戦しており、実力的には伯仲しています。しかし、ポイントとしていた選手が序盤から確実にリードを奪い、3対2で勝利することができました。
 予選リーグ2回戦は、島根県Aチームとの試合でした。島根県Aチームは、昨年の優勝チームです。さすがに相手は強く、1対4で敗れました。
 2日目の13日(日)の予選リーグ3回戦では、岡山県Bチームと対戦しました。ここで勝たなければ準決勝戦に進むことができません。対戦相手を見据えてメンバーを選び、5対0で勝利することができ、ブロック2位通過で準決勝戦に進むことができました。
 準決勝戦は、別ブロック1位通過のノートルダム清心高校との対戦です。ここのところ勝てない状況が続いていますが、実力差は確実に縮まっています。決勝戦進出を目指して懸命に戦い、終盤では2対2となり、あと1人勝てば決勝戦進出です。しかし、最後は2枚差で敗れ、決勝進出は叶いませんでした。
 最終戦の3位決定戦は島根県Aチームとの再戦となりました。予選リーグでは敗れましたが、基町高校の選手は落ち着いて試合を進めることができました。最終盤はどちらに勝利が転んでもわからない状況になりましたが、何とか押し切り3対2で勝利し、今大会を3位で終えました。
 目標としていた優勝には届きませんでしたが、選手たちは一戦一戦ごとに経験を積みながら、逞しくなったような気がします。今年度の団体戦はこれが最後になりましたが、来夏の全国高校選手権出場をめざして更にレベルアップを図っていきたいと考えています。
 なお、今大会の出場につきましては、生徒会、PTA、そして、事務部の方々には大変お世話になりました。ありがとうございました。今後とも、活動に対するご理解及びご支援のほど、よろしくお願いいたします。