基町高校では、自然体験を通じて「急激な社会の変化の中で、自分の人生を切り拓くたくましさを持ち、多様な個性を生かし、対話と協働を通して、社会や地域を創造することができる人」の育成を目指し、「基町高校自然体験プログラム」を実施しました。
第2回 自然体験プログラム【12月27日(水)】
前回に引き続き、広島市安佐北区のJR芸備線狩留家駅前の休耕田を活用して「狩留家駅前 古代米」の栽培に取り組まれている地域活性化事業に参加させていただきました。
今回は、収穫したお米や稲藁を使い、古くから伝わる足踏み式の餅つきや藁を使ったしめ縄づくりを、地域の皆様のサポートのもと生徒が体験しました。
第3回 自然体験プログラム【1月7日(日)】
日本の伝統行事である「とんど祭り」に参加し、書初めあげや鏡餅焼きの体験を通して、地域の方々との交流を深めました。
第2回自然体験プログラムに参加して
(創造表現コース1年 木原 結愛)
第2回の自然体験プロジェクトでは足踏み式餅つきと、古代米の藁を使ったしめ縄作りの体験に挑戦しました。
しめ縄作りでは間近で作っている様子を見させていただくことができ、その手作業の正確さと形になるまでの早さに感動しました。私たちも講師の方のサポートのもと縄を編んでみましたが、いざ手を動かしてみると、なかなか思うように編めませんでした。
足踏み式餅つきでは、経験者も何人か居ましたが大半は未経験者。杵に上手く体重が乗らなかったり、綺麗にお餅を丸められなかったりと苦戦しました。
12月の冷たい空気の中で手にのせたお餅に心身ともに温まりました。お餅には地域の方が用意してくださった海苔や砂糖醤油、柚子味噌、わさび、大根おろし、きなこなどをつけて食べました。私のおすすめは柚子味噌+大根おろしです なんとこの柚子味噌は手作りだそうです。その他にも豚汁やおしるこもいただきました。
狩留家での自然体験プログラムに参加して、自然の中で地域の方々と交流しながら、貴重な体験をさせていただきました。インターネットや時計に頼らない時間を過ごすで、心身ともにとても癒されました。これからの学習や創作活動もしっかり頑張りたいと思います。
地域の皆様、準備から体験まで私たちをサポートしていただき、本当にありがとうございました。